静岡・伊豆観光で立ち寄りたいパワースポット「柿田川湧水」。アクセス方法やおすすめの見所を解説

名水の街と言われている静岡県で一番のパワースポットとして有名な柿田川湧水。緑あふれる公園内は、こんこんと湧き出る富士の水や、小鳥のさえずりを聞きながら自然散策が楽しめます。浄化のパワーがあるといわれている柿田川湧水は、水汲みもできますので、たっぷりと湧水を飲んでパワーをもらいましょう!

都心からわずか2時間!柿田川湧水へのアクセス方法

柿田川公園は東京からも名古屋からアクセスしやすく、都心からであれば約2時間で行くことができます。マイカー・列車から向かっている道中に富士山が見えるのも嬉しいポイントです。

電車(新幹線)でのアクセス

東京・横浜からは新幹線を利用する場合は、「ひかり号」か「こだま号」に乗車して三島駅で下車します。東京駅からであれば1時間弱で到着します。料金は自由席4,000円です。

三島駅から柿田川湧水へは路線バスが出ています。三島駅南口バスターミナルの4番乗り場から乗車し、「柿田川湧水公園前」下車。バス停からは徒歩1~2分程度で柿田川湧水に到着です。

マイカーでのアクセス

車で行く場合は東名高速「東名沼津IC」で降りて、そこから一般道国道1号線を走り約10分で到着します。公園内には駐車場がありますので、そこにとめるようにしましょう。普通車は200円、バスは1,000円です。

富士山の水が湧き出る柿田川湧水

富士山の湧水は静岡県や山梨県で何ヵ所か見ることができますが、その中でも柿田川湧水群は、最も水量が多いことで有名です。一日の湧水量はおよそ100万トンで、その規模は東洋一と称されるほどです。

柿田川湧水は水質が非常に良く、名水百選に選定され、さらには国の天然記念物にも指定されています。湧水は飲料水として利用され、周辺の地域に送水されているのだとか。こんなに綺麗な水が日常的に飲めるなんてうらやましいですね!

かつては魚も住めないほど汚染されていた?

高度経済成長時代の柿田川湧水は、製紙工場の排水により水質が悪化し、魚も住めないほど汚染されていた歴史があります。今の自然豊かな柿田川公園の姿からは想像もつかないですよね。

その後かけがえのない柿田川の自然を守るために地域住民が立ち上がり、工場の移転運動や清掃活動が積極的に行われました。地元の方の地道な環境回復の取り組みが実を結び、現在のような美しい景観を取り戻し、人々の憩いの場として親しまれています。

神秘的なコバルトブルーが広がる第二展望台

第二展望台にはデッキが用意されており、柿田川公園でも人気のパワースポットです。コバルトブルーの湧水は透明度が非常に高く、水の底から絶え間なく水が湧き出る様子を見ることができます。

他の湧水スポットとは違う独特の雰囲気があり、ぼーっと眺めているとジワジワとパワーが身体に伝わってくる気がします。第二展望台は一番の人気ポイントで昼時は非常に込み合いますので、誰も人がいないときに訪れたいという方は早朝がおすすめです。

縁結びのご利益がある貴船神社

施設内のパワースポットは、柿田川湧水だけではありません。第二展望台の近くには縁結びの神様として有名な「貴船神社」がありますので、ぜひカップルで訪れてみてください。

実は柿田川公園の貴船神社は、水占いで有名な京都貴船神社本宮の分社なんですね。とても小さな神社ですので、あっと言う間に回ることができます。

京都貴船神社本宮のような水占いはないですが、こちらのハートの上に乗っているおむすびに触れながらお願いごとをすると願いが叶うと言われています。良縁のご利益があるそうなので、恋愛成就を祈願する女性や、カップルなどで訪れてみてください。

柿田川湧水はバードウォッチャーにも人気のスポット

自然豊かな柿田川公園内には、数多くの生きものが暮らしています。その中なかでもバードウォッチャーやカメラマンに人気の高いカワセミが生息しています。僕が訪れたときも多くのカメラマンが、カワセミを撮影するために集まっていました。

柿田川湧水でパワーをもらいに行きましょう!

静岡県のパワースポットとして有名な柿田川湧水をご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか?東京や名古屋からもアクセスしやすいので、伊豆観光の際に立ち寄ってみてください。浄化のパワーがあるといわれている湧水に触れ、たっぷりとパワーをもらいましょう!

住所 静岡県駿東郡清水町伏見86
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電話 055-981-8224
Web 清水町役場